コインチェック被害対策弁護団からのご報告第27号

こんにちは、コインチェック被害対策弁護団です。

今回のメールマガジンの内容は、2019年8月8日に開かれた裁判期日の経過報告です。

2019年8月8日午前11時30分より、東京地方裁判所民事第23部における弁論準備手続室にて、コインチェック社および同社の旧経営陣を被告らとする訴訟の期日(弁論準備手続期日)が開かれました。

前回の期日から今回の期日までの間に、金融庁と関東財務局より裁判所からの意見聴取に対する回答書が提出されました。
また、被告からは主に「文書の所持者」が誰かについて追加の主張を記載した文書提出命令に対する意見書(5)が提出されました。

裁判所からは、現在までに提出されている主張と資料を元にして文書提出命令に対する判断をする予定である旨告知がありました。裁判所の夏季休廷と他の事件との処理との関係で決定が出されるのは10月末になる予定です。

また、裁判所からは、原告と被告の両者に対して、具体的に原告が被った損害に対する主張についてもう一度整理しておいて欲しいとの打診がありました。

文書提出命令に対する裁判所の判断が少し先になることもあり、次回期日については裁判所より追って指定されるとの形になりました。次回期日が決まりましたらメールマガジンにてご報告致します。

よろしくお願い致します。